【最大の武器を失う?】中国が「速成車」にメスを入れた夏、開発18カ月モデルの終わり

躍進を続ける中国自動車メーカー。その何よりの武器は「非常に速い開発スピード」にありました。しかしその武器は中国国内から疑義が上がり、見直されつつあります。中国で今何が起きているのか、その詳細を解説します。
カッパッパ 2026.09.24
サポートメンバー限定

「品質は検査で生み出すものではありません。設計と製造の段階で作り込むものです」

2026年9月3日、世界動力電池大会でCATL(寧徳時代)の曽毓群会長が語った言葉です。日本の製造業なら誰もが新人研修で聞かされる、品質管理の基本中の基本。そのことを世界最大の車載電池メーカーのトップが、2026年の中国で、わざわざ壇上から言う必要がある。ここに、いま中国の自動車産業で起きていることが凝縮されています。

中国では2026年夏から「速成車」という言葉が業界を駆け巡っています。ただ、この問題を単に「中国メーカーは手抜きをしている」で片づけると、本質を見誤ります。世界で躍進する中国メーカーの強みとなっていた「圧倒的な開発スピード」。開発期間が短くなった時、短縮されたのはどの部分だったのか、果たしてその時間は削って良いものだったのか。 これまでの自動車開発がどのようになっていたのかと比較した上で、この問題を解き明かしていきます

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、6727文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

読者の方にはこんな内容を直接お届けしてます。

・トヨタやテスラなど自動車メーカー最新情報
・CASEなどの業界トレンドを詳細に解説
・各自動車メーカーの戦略や決算分析

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
【営業利益率5.8%の会社が「9%超」を宣言】現代自動車2030年戦略...
読者限定
【5分でわかる自動車業界最新ニュース】
サポートメンバー限定
【日本車の牙城が崩れる日】アフリカに入り込む中国メーカーと、EVという...
サポートメンバー限定
【中古車が9割の大陸】アフリカで日本自動車メーカーが70年かけて築いた...
サポートメンバー限定
【5分でわかる自動車業界最新ニュース】
サポートメンバー限定
【禁忌を犯した代償】ニデック品質不正844件、本当にヤバいのは4M違反...
読者限定
【5分でわかる自動車業界最新ニュース】
サポートメンバー限定
【ハンドルなきタクシー、走り出す】テスラ、サイバーキャブが開いた未来と...