【日本はまた負ける?】SDV化でクルマは「移動するガジェット」になるのか?

テスラや中国メーカーが販売する自動車はSDV化が進み「走るスマホ」や「移動するガジェット」に変わりつつあるという比喩がダッシュボードの巨大なスクリーンや、アプリのように追加される新機能を見れば、そのように感じるのも無理はありません。ただし、クルマ、ガジェットの間には大きな差異があり、安直に同列に語ることはできません。そしてその中で日本メーカーはいかに戦うのか。
カッパッパ 2025.09.28
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自動車業界は100年に一度の変革を迎えたと言われて久しい昨今、変化の中でも特に大きいものがSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)への移行です。これまで自動車はエンジンなどを主体としたハードウェアが主に性能差を生み出してきましたが、制御するCPUや車内でのンターフェースではソフトウエアの出来が車両の競争力を生み出し、年々ソフトウエアの重要性が高まっています。

直近では自動車が「走るスマホ」に変わりつつあるという比喩を耳にする機会が増えました。ダッシュボードの巨大なディスプレイや、OTA(Over The Air)でアプリのように追加される新機能を見れば、そのように感じるのも無理はありません。

そして日本自動車メーカーはこのSDV化が遅れていると指摘されています。これまでも家電や携帯電話でソフトウェアにおいて敗北を喫してきた日本メーカー。果たして自動車でも同じようにソフトウェアで負けてしまうのか。そもそも、「クルマは走るガジェット」になるのか。そして、その上での日本メーカーの戦い方、勝ち筋について詳細に解説します。

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