【中国EV安さの秘密】補助金わずか5%、本当の競争力は「内製」と「中国集中」

世界で急速にシェアを伸ばしつつある中国のEV。その理由は、何よりも手頃な値段にあります。なぜ中国自動車メーカーはそこまで安いのか。その理由及び今後の動向について詳細に解説します。
カッパッパ 2026.06.20
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世界で躍進を続ける中国自動車メーカー。その躍進の一番の理由は、何よりも手頃な価格にあります。中国のBEV(電気自動車)はなぜここまで安いのか。「補助金のせいだ」という声をよく耳にしますが、実は補助金による優位性は全体の5%程度に過ぎません。コスト競争力の本丸はまったく別のところにあります。では、その正体は何なのか。そして、「中国で作った中国EV」がなぜ世界市場へそのまま輸出できないのか。この記事では、最新の調査データをもとに、中国EVの安さの構造とグローバル展開の限界を解説します。

「補助金」は全体の5%に過ぎない

中国EVの価格競争力を語るとき、まず俎上に乗るのが「政府補助金」の話です。確かに、中国自動車メーカーへの国家支援は相当な規模です。BYDが2024年に受け取った政府補助金は14億ドル(約2,100億円)にのぼり、SACICは7億3,000万ドル、Geely(ジーリー)が1億1,300万ドルと、いずれも巨額です。

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