最も軽くて、最も小さくて、最も排出の少ないクルマのミライ【スズキ技術戦略詳細解説】
日本自動車メーカーの中で安定して収益を伸ばし、最も伸びしろのあるスズキ。7月に公開になった技術発表では実にスズキらしい未来を見据えたクルマの開発が伝えられました。果たしてその中身とは?その詳細を解説します。
カッパッパ
2024.09.08
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スズキの勢いが止まりません。直近発表された24年4-6月決算では営業利益率10%超えを成し遂げ、国内自動車メーカーではトヨタに次ぐ2位。4期連続の増収増益、販売台数もグローバルで増加し、他社と比較しても頭一つ抜けた好決算。アメリカや中国でのリスクが高まる中で、スズキはこれたの地域の販売が自動車ではほぼなく、これからの見通しも安定的、インドを軸とした販売増により、成長が見込まれています。
国内自動車メーカー随一の伸びしろを持つスズキが行った技術発表。その内容は実にスズキらしい地に足のついた現実的、かつ大きな躍進を感じさせる内容になっています。世界中でカーボンニュートラルが叫ばれる中で、スズキはどんな方法で実現しようとしているのか。そして今後、どのような方針で開発を進め、いかなる車を販売していくのか。これからのスズキの将来を占う技術発表の中身について詳細に解説します。