【Q&A,5分でわかる】ダイハツ認証不正問題のここがまずい
2023年5月に明らかになったダイハツの認証不正問題。今回追加調査の結果、新たな不正が発覚。対象が拡大し、国内で生産する全てのの車種が生産/出荷停止する事態となりました、
今回の認証不正問題とはどのようなものか。そして何が問題なのか詳細に解説します。
今回の認証不正問題とはどのようなものか。そして何が問題なのか詳細に解説します。
カッパッパ
2023.12.23
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世界でも有数の販売シェアを持ち、グローバルで高い競争力を維持してきた日本自動車産業。長年積み上げてきた「高い品質」のブランドイメージが日本車の世界進出の大きな要因となっていました。
ただその「高い品質」の前提が大きく崩れ、根幹が揺らぎ始めています。2023年5月に発表されたダイハツの認証不正問題。追加調査の結果、新たな不正が発覚。対象が拡大し、ほぼすべての車種が生産/出荷停止する事態となりました。
一体なにが起きているのか。抑えておくべきポイントをQ&A方式でまとめました。これさえ読めば、ダイハツの不正問題への理解はばっちしです。
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続きは、3555文字あります。
- Q:ダイハツはどんな不正を行ったのですか
- A:「型式認証」自動車が国の基準に適合しているかの認証申請において、合格するために意図的な改竄や虚偽記載、不正加工を行いました。
- Q:不正はどれくらい行われたのですか
- A:最も古いもので1984年から、25の試験項目において計174件、64車種、3エンジンにおいて不正が認められました。
- Q:不正の具体的な内容はどのようなものですか
- A:①試験時の不正、調整行為、②意図的な虚偽記載、➂データ捏造、改ざん の3種類の不正が行われました。
- Q:不正が行われたクルマは安全なのでしょうか
- A:自主監査/検証により、多くのクルマで基準を満たしていることは確認されていますが、完全に安全とは言い切れません。
- Q:なぜ不正は起きたのでしょうか
- A:タイトな短納期開発によるプレッシャー、現場任せで実業務に管理職が関与しない、チェック体制の不備、法規の不十分な理解/軽視が要因とされています。
- Q:今回の不正を受けて、ダイハツではどのような対応が行われますか
- A:現在生産中の全ての車について、保安基準に適合するか検証し、確認が済むまで出荷/生産が停止されます。
- Q:他の会社でも同様の不正が行われているのではありませんか
- A:同様の不正が行われていないとは言い切れません
- Q:今回の不正は自動車業界へどのような影響がありますか
- A:開発期間が長期化する可能性があります。また失墜した日本自動車の「品質」をどう回復させていくのかも課題です。
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