【反撃はこれからだ】トヨタ、最新戦略で読み解く消費者に選ばれる「実現可能な脱炭素」
EVシフトが減速し、グローバルで自動車メーカーが戦略の見直しを迫られています。こうした中で自動車メーカーの覇者、トヨタはこれまで遅れていると言われてきたBEVについて新車種の発表を行うと共に、投資や戦略の変更も表明してます。最新のトヨタBEV戦略からその強み、そして懸念点を詳細に解説します。
カッパッパ
2025.04.15
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「トヨタはEVシフトに乗り遅れている」
自動車業界において、世界で圧倒的首位に君臨しているトヨタ。販売台数年間1,000万台、営業利益率は10%を超え、他社とは一線を隠す強さを見せています。ただ、これから主流となるとされる電気自動車、BEVの販売台数は非常に少なく、トヨタはEVシフトに遅れているという批判も多くなされてきました。その一方で、2023年後半以降はEVシフトが減速するなかで、トヨタのハイブリッド車は非常に人気を博しており、トヨタの車種戦略は正しかったという意見も多数あります。
自動車市場を取り巻く環境が大きく変化していく中で、トヨタも新たにEVへの投資戦略や新車投入の発表をしています。他社がEV投資計画を根本的に見直す中で、HVで稼ぎ、需要に合わせBEVに移行する、いわば想定通りの展開を進めるトヨタ。トヨタの最新のBEV戦略を読み解いた上で、その強みや懸念点をライバル各社とも比較して、詳細に解説します。
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