5分でわかるクルマニュース_モビイマ!4/25

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!第48号。先週のニュースをダイジェストで紹介。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
カッパッパ 2022.04.25
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ご安全に!

月曜の朝は「モビイマ!」から。

先週のクルマニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。

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【就活/仕事に役立つかもしれないクルマクイズ!】

4/21発表になったテスラの決算。営業利益率は19.2%と自動車業界では考えられない圧倒的な数字。市場の予測を超えた過去最高の業績内容となりました。

今回22年1Qのテスラ売上高に最も近い日本完成車メーカーは次のうちどれでしょう。(自動車以外の売り上げも含む)

ここに配置されたボタンは、ニュースレター上でのみ押すことができます。

答えはニュースレター一番下にて!

5月も減ります

トヨタ自動車は2022年4月18日、5月の生産計画の見直しについて発表した。
半導体不足の影響により、2022年初めにサプライヤーに伝えた台数から合計10万台程度引き下げ、国内生産で約20万台、海外生産で約55万台とし、グローバルで75万台程度を見込んでいる。同年3月の時点では4月のグローバル生産が75万台、4~6月の生産台数を月平均で約80万台とする計画だった。
 生産計画の見直しにより、国内では全14工場28ライン中、9工場10ラインで稼働停止日を設ける。
ホンダは21日、4月の四輪車生産の稼働率について、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で計画に比べて約5割、埼玉製作所(埼玉県寄居町)で約3割減産すると発表した。半導体不足や海外情勢など複合的な要因で、部品入荷や物流に遅延が生じ、減産幅が拡大する。

一向に解消が見えない自動車業界の部品供給問題。半導体ネックは依然続き、加えて上海を中心とした中国ロックダウンで追い打ち。4月の月中で減産がありましたが、5月も当初計画よりも数量減が確定しました。

5月、トヨタは世界全体で75万台。ホンダは上旬鈴鹿で稼働調整が入り、半減に。

コロナ前であれば自動車工場が平日に止まるなんてまずありえなかったのですが、もはや止まるの日常。ダイハツやスズキも稼働停止日が発表されており、特定の会社だけでなく、自動車業界全体が影響を受けています。(海外メーカーの稼働調整は日本よりも大きかったりします)

「半導体供給問題は夏ごろ以降からは解消されるのではないか」と思っていますが、年始の段階では「GWには」と思っていたので、まだまだずれ込む可能性が。

稼働調整が入ると実務での作業も多くなるので本当に早く平常に戻ってほしい。

会社に来てください

ホンダは、2020年4月に1度目の緊急事態宣言後から全社的に実施してきた在宅勤務を取り止めて、5月の大型連休明けから全従業員がコロナ前と同じように週5日間をすべて“強制出社”の勤務体系に切り替える方針という。

現地現物がモットーの自動車業界。コロナ禍で在宅勤務導入が進んだのですが、業界大手ホンダが連休明けから強制出社へ。

生産性を考えると、在宅勤務どうなのか問題はあるのですが、勤務環境が大きく変わると働く人にとって負担が大きいことも事実。QOLに直結するので、在宅勤務前提での生活(特に家)を考えていた方は転職を検討するレベルなんじゃないかと。

確かに顔を合わせて仕事をする方が個人的にもプラス要素は大きいと思うのですが、それも限られた時間だけでOKだと思うので、強制出社はちょっと…これで人材が流出しなければよいのですが。

自動車業界の今後の働き方、どないなるんでしょう。

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続きは、1837文字あります。
  • ハイエンドEVで勝負
  • ポストテスラは生まれるか
  • 【今週の一言:使いづらいシステムとの格闘】

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