5分でわかるクルマニュース_モビイマ!6/20
ご安全に!いつから寝るときにクーラーいれるのか、冷え性の嫁カッパと揉めがち、カッパッパです。
月曜の朝は「モビイマ!」の5分でわかるクルマニュースから。
先週のニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
【就活/仕事に役立つかもしれないクルマクイズ!】
カーボンニュートラル達成のため、世界各国で導入されているBEV購入補助金。ただ財源にも限りがあるのでいずれ打ち切りになります。
BEVの普及が進む欧州でBEV補助金が予告なしで打ちきられることになった国は次のうちどれでしょう?
答えはニュースレター一番下にて!
まだ減ります
トヨタ自動車は2022年6月16日、6月以降の追加の生産調整について発表した。
6月の生産調整については既に発表しているが、一部の仕入先で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が発生して出勤率が低下したことや、別の仕入先での生産設備の不良により、部品の供給が不足するため、6月17日から7月上旬に稼働停止日が発生する。
トヨタが6月~7月頭にかけて追加減産を発表。「意思のある踊り場」として数量の調整を事前に行ったうえでの内示でしたが、結果さらに減産が入る形に。
コロナや半導体で依然部品供給がタイト。どこかでトラブルがあればすぐに止まる状況は変わらず。今回の調整では国内4万台の減産幅となりました。4-6月はかなり大幅な減産が入ったので、自動車業界はかなり厳しい業績になるかもしれません。
「いつになれば正常化するのか」をかれこれ2年くらい言い続けています。トヨタも今回主力の元町工場を止めており、当分の間、お盆の長期休暇までは現状はそれほど変わらないのではと思っています。稼働調整の度に人員や在庫の調整が必要。一部企業では休業を行っている会社もあり、増産を見込んで人を雇っていたサプライヤー、やりくりが大変。頑張っていきましょう(まだまだ続くと思いますが
お値段上がります
原材料価格の高騰を受け、三菱自動車工業とマツダは、国内で販売する一部の車種について、ことしの秋から3%程度、値上げすることになりました。
国内のメーカーがモデルチェンジなどの時期以外に値上げに踏み切るのは異例で、ほかのメーカーにも広がる可能性があります。
海外メーカーで行われている自動車の値上げ。日本でも遂に国内メーカー、三菱自動車、マツダが値上げすることに。値上げ率は3%、最大15万円ほどとなる見込み。
モデルチェンジなど車の仕様が変わるタイミング以外での値上げは異例中の異例。自社努力で何とか維持してきた価格もさすがに昨今の原材料高騰では難しく…インフレ傾向にもあり、値上げはやむを得ない状況です。
消費者からすれば、ただでさえ納期が長いのに加えて値上げなんてとかなりつらい。これだけ自動車販売がタイトになったことはなく、今回の値上げが実需にどれだけ影響を与えるのか、注目です。クルマ、これから安くなることは考えづらく、購入を考えている方は早めに決断した方が良いかもしれません。
更なる値上げもありえるので、悩んでる方はお早めに!
・モデルY
RWD:643万8000円(+24万8000円)
P:833万3000円(+24万3000円)
・モデル3
RWD:596万4000円(+17万4000円)
LR:709万1000円(+40万1000円)
P:793万9000円(+44万9000円)
#テスラ #tesla
なお、海外メーカーはがんがん値上げを行っていまして、特にテスラ。販売開始されたばかりのモデルYが早速25万近い値上げ。こちらは日本メーカー以上に「思い立ったが吉日」の精神で早めに購入決断した方がよさそうです。
ソーリが来た
岸田総理大臣は愛知県でトヨタ自動車の工場を視察し、自動走行など新しい移動手段の在り方を議論するため、秋以降にみずからも参加する政府と業界などとの対話の場を設ける意向を示しました。
岸田文雄総理大臣がトヨタ自動車を訪問。総理大臣が自動車メーカーを公務として訪れるのは異例。選挙の都合もあったりするのかなーと伺ってしまうカッパ。
元町工場を見学されたのですが、実は減産が入っていたので2直目からは停止。ギリギリというか総理大臣訪問に合わせて調整をしたのだろうな感。また総理大臣が来るとなると、事前の4S活動もがっつり行われたのだろうか。
「カーボンニュートラルの実現に向けて、官民一体で大胆に取り組みを進めていくことが大事だ。脱炭素に向かう中でも、引き続き自動車産業がわが国の成長産業であり、クリーンエネルギー戦略の大黒柱だ」と述べ、自動車産業が脱炭素化を進めながら成長することに期待を示しました。
そのうえで、自動走行など新しい移動手段の在り方を議論するため、秋以降にみずからや関係閣僚、自動車産業のトップらが参加する政府と業界などとの対話の場を設ける意向を示しました。
日本は政府からの支援が比較的薄い国。カーボンニュートラル対応はもちろん、税制などの改定も踏まえ、TOP会談でどんどん決まっていけば。秋からの「対話の場」注目です。
クルマが出るのは25年
ソニーグループと本田技研工業(ホンダ)は6月16日、EV新会社「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」の設立に関する合弁契約を締結したと発表した。両社はモビリティ分野における戦略的提携の締結を2022年3月に発表していた。
発表されていた、ソニーとホンダの業務提携、新会社が正式に設立。名前は「ソニー・ホンダモビリティ」に(そのまんまやんけ)
資本金は100億円で50%ずつを出資。EVの販売は2025年からを予定。新車開発のリードタイムを考えると、すでに一部開発が進んでいて生産準備全力で取り組んでギリギリくらいのスケジュール感。おそらく高級車でそれほど数量の出るクルマではないと思うのですが、如何せん日本を代表する2大企業のコラボ。どんなクルマが出てくるのか楽しみです。
特にソニーは自社でソフトウェアやエンターテインメントのリソースを持っているので、その点をクルマにどう反映させるのかに注目。自動運転が進めば、社内のすごし方も変わるはず。モビリティのあり方を変えるようなクルマ、サービスを期待してます!
【今週の一言】
カッパッパ、イチオシのアイス、かじるバターアイス、ファミリーパックが販売開始されていました。コンビニで見かけて知ったのですが、実は3月末より出ていた模様。教えてよ!
あとセブンイレブンで売ってた 「ココナッツバターMochi」がめっちゃ美味しかったです。見かけたら食べてみてください。
以上、会社から帰るときにはコンビニに毎回よりがち、カッパッパのスウィーツニュースでした。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!
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【クイズの答え】
正解は「➂ イギリス」。半年前に40万⇒15万に減額。そして今回予告なしで補助金「0」に。依然BEVの価格は高いため、補助金なしでも販売が進むのかどうか。これからの売れ行きに注目です。
・CASEなどの業界トレンドを詳細に解説
・各自動車メーカーの戦略や決算分析
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