5分でわかるクルマニュース_モビイマ!

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!。先週のニュースをダイジェストで紹介。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
カッパッパ 2022.02.07
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ご安全に!

月曜の朝は「モビイマ!」から。

先週のクルマニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。

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【就活/仕事に役立つかもしれないクルマクイズ!】

今週決算発表のあるトヨタ自動車。半導体供給問題により生産台数が減ったものの、コンセンサスでは最高益を予測されています。そんなトヨタはグローバルで生産/販売を行っていますが、最も販売台数の多い国(2021年)は次のうちどれでしょう。

答えはニュースレター一番下にて!

2ヵ月ぶり

日産自動車と三菱自動車工業は2月4日、これまで生産停止していた軽自動車「ルークス」「eKスペース」「eKクロス スペース」について、三菱自動車水島製作所での生産と出荷を2月11日より再開させると発表した。
 ルークス、eKスペース、eKクロス スペースは、衝突試験の一部条件下でエアバッグ性能が想定通りに発揮されない可能性が判明したことから、一時的に生産、出荷ならびに登録を停止していた。

12月初旬から安全上の問題が発覚したことで、生産を止めていた日産/三菱自動車の水島軽ライン。ようやく生産再開へ。問題は「前面衝突試験において、運転席エアバッグの特定の展開挙動で、法規要件の一部を満足できないおそれ」とのことでエアバッグの品質不具合。対象は2020年12月以降の生産車両でリコールも実施予定。

今回は年次での更新試験やら、他の変更を受けて衝突試験をやり直しした際に発覚したのではと推測。生産が止まることは完成車メーカーにとってダメージが非常に大きいので早急に解決させるはずと思ったのですが2ヵ月、随分な時間がかかりました。要因の特定から部品変更の設計変更にあたり、評価等含めかなり工数を要したのでしょう…年末年始を挟んで関係者の方、本当にお疲れ様でした。

それにしても20年12月~の変化点は一体何があったのか。ランチェンで部品設計変更したら仕様を満たさなくなってしまったのだろうか。

対策として、運転席エアバッグ内部に吊紐を追加し、常に設計位置でエアバッグが展開作動するよう制御。また、上記対策効果を更に安定化させるため、運転席側にニーエアバッグを標準装着することとする。

対策も割と大規模なものになっていて、うーん実務でどんなことがやられていたのか気になる。FMEAの検証不十分は間違いなさそうだけれど…

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続きは、2767文字あります。
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  • 補助金なくても売れる?
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