5分でわかるクルマニュース_モビイマ!4/5

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!。先週のニュースをダイジェストで紹介。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
カッパッパ 2022.04.04
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ご安全に!

月曜の朝は「モビイマ!」から。

先週のクルマニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。

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【就活/仕事に役立つかもしれないクルマクイズ!】

コロナ禍の中で自動車業界の中でも儲かる/儲からないメーカーでの差が広がっています。2021年決算において最も純利益の大きかった自動車メーカーは次のうちどれでしょう。

ここに配置されたボタンは、ニュースレター上でのみ押すことができます。

答えはニュースレター一番下にて!

値上げ!値上げ!

カリフォルニア州はこれまで、EV(電気自動車)メーカーのテスラに対し、ゼロエミッション車の普及を後押しするためのインセンティブを提供してきたが、先日の値上げによってテスラの車両はその恩恵を受けられなくなった。

テスラ、補助金が受けられない価格まで車両価格を値上げ。値上げで2000ドル+補助金減で2000ドル=計4000ドル(約50万円)の高くなったことに。これほど上がると流石に消費者も考え直す可能性がありそうなのですが、自動車全体の供給がタイトで需要に追い付いていない+テスラのブランド力だと、これほどの値上げでも販売台数には影響がなさそう。ただし、供給が落ち着いてきたときに販売減につながるかも。

原材料高騰、日本でいえば円安もあって値段が上がる方向にしかいかない…他社でも値上げ発表が相次いでいるので車を買うなら今のうちかもしれません。ただ供給が遅れているのでいつ届くのかわからないのですが。

作るのは5月から

 三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市水島海岸通)が、新型電気自動車(EV)の量産を5月上旬から始めることが28日分かった。三菱自(東京)と日産自動車(横浜市)が共同開発した軽自動車タイプのEVで、6月上旬に発売予定。各メーカーが開発に力を入れる軽EVの先陣を切る車として注目される。

日産/三菱。待望の軽EV、生産は5月から。事前にリークされている名前的には今頃出る予定だったのかなと思うのですが、半導体供給問題で車両生産が軒並み遅れる中、多少の生産開始延期はやむを得ないのかなと。

今年は各社が電気自動車を販売し始めるEV元年。補助金増もあり、日本独自規格である軽のEVがどこまで売れるのかは非常に気になるところです。

ちなみに量産開始前は中の人は本当に大変。部品の初期管理だったり、ラインの頻発停止つぶしとやることが多すぎててんてこ舞い。5月から量産開始ということはGWでかなり調整する予定なのでしょう。部品メーカーも含め、関係者の方、本当に頑張っていきましょう。

続・止まります

ダイハツ工業は、仕入先からの部品供給不足のため、滋賀(竜王)第2工場の稼働を4月1日(金)および4日(月)の2日間(4直)停止すると発表した。滋賀第2工場ではダイハツ『ロッキー』/トヨタ『ライズ』、ダイハツ『タント』/スバル『シフォン』、ダイハツ『ムーヴキャンバス』を製造している。

毎週お伝えしている完成車メーカーの操業状況。今回報道があったのはダイハツ。4月2日間の停止。スズキも4月の計画を当初計画から約33%程度減の約6万台程度と通達とかなりの下振れ。半導体供給は戻るはず…だったのですが、ロシア侵攻やら中国ロックダウンの影響もあり、当初の予定よりもだいぶ供給が落ちている模様。4月に入ってもまだまだ生産調整が入りそうな予感。いっそ早めにGW入ってくれた方が働く側としてはうれしいのですが。

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