【自動車メーカー決算解説 トヨタ】原材料高騰1.7兆円の衝撃 『仕入先想い』の決算発表
自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!。今週からは「各自動車メーカーの22年4-6月期決算」を解説します。今回はみなさんお待ちかねのトヨタ。「意思のある踊り場」として減産傾向、原材料高騰もあり、生産、原価上昇に苦しむ一方、想定レート115円に対して大幅な円安は大きなプラス効果。果たして、業績はいかなるものになっているのか。どこより詳しく解説します。
カッパッパ
2022.08.08
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寝苦しい夜。冷房は26度設定、冷え性の嫁さんと揉めがち、カッパッパです。
昨年では世界TOPの販売台数を誇り、営業利益率も非常に高い、独り勝ち、世界一に自動車メーカーといえる業績のトヨタ。その業績は自動車業界のみならず、日本経済全体にも影響し、今後を占う重要な指標になっています。ただ今年に入っては「意思のある踊り場」として減産、原材料高騰もあり、不安要素はてんこ盛り。ただ一方で円安の追い風を背景に業績はどこまで伸びるのか。そして、決算発表の中身はかつてないほど「仕入先」との関係を重視したものでした。