5分でわかるクルマニュース_モビイマ!

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!。先週のニュースをダイジェストで紹介。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
カッパッパ 2022.02.28
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先週のクルマニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。

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【就活/仕事に役立つかもしれないクルマクイズ!】

半導体供給問題が続き生産が伸びない自動車業界。しかし、完成車メーカーは販売奨励金減や利益率の高いクルマの生産を優先することで好決算が続いています。

アメリカの新規EVメーカー「Rivian」がIPO(株式上場)したことにより、82億ドルの株式評価益が発生。前年、赤字⇒今期大幅黒字に転換した完成車メーカーは次のうちどれでしょう。

ここに配置されたボタンは、ニュースレター上でのみ押すことができます。

答えはニュースレター一番下にて!

独立しちゃう?

独フォルクスワーゲン(VW)は22日、子会社で高級スポーツ車大手の独ポルシェ(ポルシェAG)の新規株式公開(IPO)を検討していると発表した。VWの議決権の過半を握る持ち株会社のポルシェ・オートモービル・ホールディング(ポルシェSE)と協議を始めた。最終決定はしていないとしている。

VWが子会社であるポルシェの株式上場を検討。ポルシェ、2021年で生産台数は30万台ほどなのですが、営業利益ではVWの自動車部門の1/3を生み出す、稼ぎ頭。電動化への投資、研究開発費確保のために今回上場を検討。上場すればその株式上場益はとてつもない額になりそう。

なお、株式はVWと「ポルシェ氏の子孫であるポルシェ家とピエヒ家」が管理しているとのことで、~家ってつくとヨーロッパっぽい。

成長はテスラ以上

中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が新エネルギー車の販売を急速に拡大している。2021年の新車販売台数は20年比7割伸び、中国市場では米テスラを超えた。生産能力や手ごろな価格帯の車種を一段と拡充し、22年の販売台数は前年比2倍の150万台も視野に入れる。ただ、原料高や競争の激化で今後も快進撃を続けられるかは不透明だ。

中国で今一番勢いのあるEVメーカー、BYD。ブレードバッテリーなどの独自技術を持ち販売台数を大幅に伸ばしている。22年の目標は150万台。成長率はテスラよりも高い。

こうして販売を伸ばせるのは他社と比べて、手ごろな値段。高級車戦略ではなく大衆車からシェアを伸ばす戦略。ただその分、利益率は高くなく、直近の原材料高騰もあり、販売台数が伸びているにも関わらず、純利益は前年同期よりも減。どこまで大衆車戦略を推していけるのかがこれからのカギ。

量で勝負するBYDが果たしてEVをビジネスとして成り立たせることができるのか。EVの大衆化に向け、どのような結果を迎えるのか注目です。

挽回、怖い

自動車部品各社で在庫を積み増す動きが広がっている。主要27社の原材料や製品などの在庫を表す棚卸し資産を調べたところ、2021年末時点で過去最高の4兆4977億円で、新型コロナウイルス禍前の19年末比で3割増えた。各社は世界的な供給制約からコスト増も覚悟で在庫を積み増しており、在庫を極力避ける車産業の生産方式に変化が生じている。

自動車部品メーカー、挽回に備えて在庫の積み増しを実施中。というよりも、実際は自動車メーカーの稼働が内示よりも落ちているために、結果として在庫が積みあがっているのでは。

直前で内示、確定受注減が続く中で、いつから本当に挽回が始まるのか。狼少年状態になっているのですが、今年の夏ごろからは本格的に半導体供給が正常化する情報があり、なんとなくGW明けくらいからはそれほど稼働調整せずに済みそうなのかな…

この記事の一番の読みどころはここ。

 部品各社は在庫を積み増すだけでなく、人員態勢も変えている。小糸製作所や曙ブレーキ工業は、本社に勤務する間接部門の部長クラスを含む100人体制の臨時応援部隊をつくった。自動車メーカーから急な増産予告がきた際に、工場勤務に切り替える。

部長クラスのライン作業者やるってすごいな…

FMは通じない?

新型コロナウイルス禍、世界的な半導体不足、スエズ運河での巨大コンテナ船座礁など、2021年は予想を超えたさまざまな問題が自動車業界を襲ったが、欧米メーカー大手のステランティスは、今後そうした混乱が起きた場合の負担を全てサプライヤーに負わせようとしている。

半導体供給や樹脂で、FM(フォースマジュール/不可抗力)=「人為を超えた予測困難で制御不可能な外的要因により、契約上の義務が不履行となる場合の免責」が乱発した2021年。自動車メーカー、ステランティスが部品メーカーに対し、契約書にFMを認めないことを進めていることが報道。

FMは如何ともしがたい事態なので、コスト、リスクを部品メーカーだけに押し付けるは流石にやりすぎなのではと部品メーカー勤めのカッパは思います。言わんとするところはわかるのですが、間に挟まれたTier1が大ダメージを受ける羽目になりそう。

ステランティス、直近の決算はとても良かったので、流石に部品メーカーは反発する、受け入れたとしても大幅な値上げを要求するくらいじゃないと受け入れられないんじゃないかな。

【今週の一言】

かじるあまおう苺バターアイス、美味い。みなさんもコンビニで見つけたら買いましょう。期間限定です。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!

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【クイズの答え】

正解は「② Ford」。10-12月期の利益は122億ドルなので、ほとんどRivianの上場益でした。ただ、自動車販売単体でも黒字化しているので、好業績なのは間違いなし。作れないのですが、その分値段が上がっているので自動車メーカーは儲かる構造に。生産が正常化した時にどうなるかが注目です。

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