【生産委託でWin-Win?!】三菱自動車X鴻海で広がるポテンシャルとリスク

世界的な電子機器製造大手である台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)、EV事業の参入に向け、プラットフォーム開発、新興メーカーとの連携を進めてきましたが、これまで大きな実績を上げることはできていません。ここに来て報道された日本、三菱自動車との生産委託。なぜ両者は連携するのか、その詳細を解説します。
カッパッパ 2025.03.30
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「まさか三菱自動車とは」

EV事業への本格参入を目指し、開発を続けて来た世界的な電子機器製造大手である台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)。新興メーカーとの連携を進めてきましたが、事業破綻などがあり、これまで大きな実績を上げることはできていません。「日本大手自動車メーカーとの提携を進めている」と報じられ、一体どの自動車メーカーなのかと話題になる中で、更なる報道として「三菱自動車」の名前が挙がりました。両者の関係「生産委託」とは何か、鴻海のEV技術や生産拠点、提携することのメリット、リスクを含め、詳細に解説します。

1.三菱自動車と鴻海の「イマ」

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