ネット全盛の今こそ『新聞』を推す3つの理由
みなさんは普段どのような情報収集をされていますか?モビイマ!を購読されている方は、情報収集に熱心な方だと思うので、様々な手段で情報を集めておられると思います。今はX(旧Twitter)を代表とするSNS、ニュースアプリ、RSS、Googleアラート、ニュースレターなどネットを通じて多くの情報を得ることができます。そんな中でカッパッパがお勧めする情報メディアが『新聞』です。
新聞は「オールドメディア」「思想に偏りがある」「大企業や政府に忖度する」と批判されがちですが、30年以上新聞を読み続けてきた経験から、むしろ今こそ新聞が重要な情報源だと考えています。さらにデジタル版なら、場所を問わず手軽にニュースが読めて、より便利に情報収集ができます。
ネットの「たこつぼ化」から脱却する
なぜ今新聞を推すのか、大きくわけて3つの理由があります。1つ目は「たこつぼからの脱却」です。
ネットでは、どうしても自分の見たい情報だけを選んで収集しがちになります。例えば、EVシフト推進派は海外の成功事例や技術革新のニュースを、懐疑派は事故や失敗の情報を多く目にし、それを「真実」だと思い込む傾向にあります。
今のネットのアルゴリズムは私たちの興味に合わせて情報をレコメンドします。そのレコメンドは、エコーチェンバー効果を作りだし、ネットだけの情報では思想が極端に偏る危険があります。
その点、新聞は幅広い視点から様々な意見を発信しています。自分と異なる意見で「これは違う」と思うこともあるでしょう。重要なのは「多様な意見があることを知ること」「自分の意見との差異を考えること」です。自分の耳に心地よい意見ではなく、新聞の広範な情報に触れることで、思考の凝り固まりを防ぐことができるのです。
社会と個人は密接につながっている
新聞を推す2つ目の理由は「社会全体の広範な情報を入手」できるからです。
政治や世界情勢は遠い世界の話に見えて、実は私たちの仕事や生活に直結しています。
トランプ氏の大統領就任は、自動車産業に大きな影響を与えました。関税政策によって企業戦略が変化し、自動車サプライヤーで働くカッパッパの仕事にも直接的な大きな変化をもたらしています。
また、日本でも高市氏が総理大臣に選出され、これからの日本の政策動向は大きく変化していくことでしょう。政策動向は自動車業界ではEVシフトに影響し、電動化戦略を左右していきます。また、年金支給や税制変更など、政治は私たちの実生活にも深く関わっています
自分の関心のある分野だけの情報を集めていては、こうしたマクロの大きな変化を見逃してしまうリスクがあります。こうした広範な情報を効率的に収集できるプラットフォームとして、新聞は今でも優れた価値を提供しています。
自分の関心のある分野だけの情報を集めていては、こうしたマクロの大きな変化を見逃してしまうリスクがあります。こうした広範な情報を効率的に収集できるプラットフォームとして、新聞は今でも優れた価値を提供しています。
玉石混交のネット情報との違い
3つ目の理由は「情報の質の安定性」です。
「新聞は古い」「ネットの方が正確」という声もありますが、ネット情報は新聞以上にクオリティのばらつきが大きいのが現実です。確かにネットでは有識者による素晴らしい情報があることは事実です。しかし、極端な思想を持つ発信者が自分に都合の良い情報だけをピックアップしたり、ネットの情報をまとめただけのコタツ記事や生成AIで5分で作られたようなコンテンツが溢れており、クオリティは千差万別です。
一方、新聞は専門教育を受けた記者が毎日記事を実名で執筆、発信の前には数度のチェックが入ることもあり、一定のクオリティが担保されています。新聞の発信の間違いが指摘されることはありますが、その前提にあるのは「新聞の情報は信頼性が高い」と世間が認識しているからです。情報の質という点では、新聞はネットよりも総じて優位性があると思っています。
2ヶ月無料の今が始めるチャンス
カッパッパのニュースレターの発行元、theLetterの親会社である朝日新聞が、現在デジタル版30周年を記念して2ヶ月無料キャンペーンを実施中です。今回の記事はPR記事としてご依頼いただいたのですが、そのことを抜きにして、新聞での情報収集は、本当に心からお勧めです。
朝日新聞のデジタル版、アプリのUI/UXが優れており、新聞の情報収集を始めるのにとてもお勧めです。まず、さくさく動く(アプリではこれが一番大事)。それにレイアウトが工夫されていて紙面と同等の読みやすさがあります。ホーム画面で注目、自分の関心のある記事に絞って読むこともできますし、朝刊/夕刊のタブで誌面と同様に一面からニュースをチェックしていくこともできます。
ホームのタブで話題のニュースをチェックすると、世間の関心の高い話題が短時間で把握できて便利
広範な情報収集のために、朝刊・夕刊のタブで紙面と同様に一面から読むのもあり
デジタル独自の機能として記者やシリーズのフォロー機能があり、これも大変便利です。
自動車関連の記事を書かれる記者の方をフォロー
自動車関連の連載記事もあり、直近の日産記事は工場近辺の方へのインタビューや中国での動向が書かれており、非常に参考になりました。
また自分が普段触れない分野の特集記事も「こんなことがあるのか」と気づきを得る機会になるのが新聞のメリットだと思います。最近読んだ中だと、ASDの女性の方の生きづらさの連載記事は非常に興味深く、新たな視点を得ることができたと感じています。
新聞からの情報収集を始めるなら、2カ月間無料の朝日新聞(デジタル版)がおすすめです。2ヶ月の間なら合わなくて辞めても損はありません。新聞からの情報収集は、あなたをネットのたこつぼから脱却させ、新たな気づきを提供し、視野を広げ、未来を先読みする力を与えてくれるでしょう。今日から新聞での情報収集を始めてみませんか?(カッパッパも世間を知る、ニュースレターのネタを集めるために日々新聞を読んでいることもあり、本当におすすめです)
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