【追い風は吹いたのに減益】スバルの真価が問われる『混流生産が始まる夏』

営業利益44.3%の大幅減。この内容だけを見れば、業績が大幅に悪化しているように見えるSUBARUの決算。ただ、内容を詳細に見ると、今期の決算はSUBARUの実力を表しているものではないことがわかります。なぜこのような決算になったのか、その詳細を解説します。
カッパッパ 2026.08.10
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為替は1ドル146円から159円へ13円の円安。米国の自動車関税率は引き下げられ、負担は前年より軽くなりました。輸出比率の高いSUBARUにとって、これ以上ないほど分かりやすい追い風が2つも吹いた四半期です。それなのに、営業利益は前年同期比▲44.3%の426億円。なぜこうなったのか。そして、この数字はSUBARUの実力を映しているのか。答えは「映していない」です。この記事では、決算数字の裏側にある「前年の特殊事情」と、この夏から始まる正念場を解説します。

1.増収減益、営業利益率は3.4%まで低下

まず2026年8月5日に発表された27年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の主要指標を確認しましょう。

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