【回り始めた負のスパイラル】テスラは自動車メーカーの『宿命』を乗り切ることができるのか

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!今回は、テスラ2024年1Q決算について詳細に解説します。
カッパッパ 2024.04.27
サポートメンバー限定

テスラへの逆風が強まっています。テスラはこれまで右肩上がり、目覚ましい躍進を遂げてきました。2023年世界で最も売れた自動車は、モデルY。OTAでFSDの機能も向上させ、ネットでは人が介することなく、クルマが自動で運転される動画が多数上がっています。長年開発を進めてきたサイバートラックの量産を開始。しかし、一方で中国での競争激化やアメリカや欧州での補助金廃止もあり、販売は減少。24年1-3月の販売台数は4年ぶりに前年比マイナスとなりました(前回は2020年コロナでの大幅減)。成長に陰りがみられる中で、今回の2024年1Q業績はどのようなものだったのか。テスラが陥っている「苦境」について詳細に解説します。

減収減益「マイナス」となった2024年1Q

出典:Tesla 2024 Q1 Shareholder Deck

出典:Tesla 2024 Q1 Shareholder Deck

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3532文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

読者の方にはこんな内容を直接お届けしてます。

・トヨタやテスラなど自動車メーカー最新情報
・CASEなどの業界トレンドを詳細に解説
・各自動車メーカーの戦略や決算分析
誰でも
【21万台リコール/生産停止】トヨタ看板車種「プリウス」で何が起きてい...
サポートメンバー限定
【チートすぎる低価格】躍進凄まじい中国BEVが激安な3つの理由
読者限定
5分でわかるクルマニュース_モビイマ!4/15
サポートメンバー限定
【日産新中計】『仲間』と共につくり上げるEV巻き返し戦略
読者限定
5分でわかるクルマニュース_モビイマ!4/8
サポートメンバー限定
【日産新中計】全方位で+100万、弧を描く成長は実現できるのか
読者限定
5分でわかるクルマニュース_モビイマ!4/1
サポートメンバー限定
【データでがっつり検証】『EVシフトが失速している』は果たして真実か?...