【三菱自動車24年3Q決算解説】限界を迎えた北米リカバリーとTHB高の重荷
今回から「各自動車メーカー24年3Q決算」を解説します。初回は三菱自動車。主力市場のASEANでの全需伸び悩みが業績に大きく影響。頼みの北米も競争激化する中で業績はどうなったのか。その詳細を解説します。
カッパッパ
2025.02.10
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日産/ルノー/三菱自動車の3社連合の中でASEAN担当の三菱自動車。トライトンやエクスパンダー、エクスフォースなど新車を相次いで投入し、拡販を見込んでいました。ただ直近は景気悪化や金利上昇によりASEANの全需が大きく落ち込み、タイを中心に販売台数が大幅減。その中で、PHEVを主軸として北米市場販売拡大で利益を確保してきましたが、競争が激化し、採算性悪化しています。市場環境が変化し、マイナス要因が増える中で、三菱自動車の決算はどのような業績になったのか、詳細に解説します。
1.北米リカバリーが追い付かないASEANの苦戦
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