【自動車メーカー決算解説 トヨタ】円安<原材料高騰、半導体供給の苦境はいつ終わる?

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!。今週からは「各自動車メーカーの22年上月期決算」を解説します。初回はみなさんお待ちかねのトヨタ。上期は「意思のある踊り場」として減産傾向、原材料高騰もあり、生産、原価上昇に苦しむ一方、想定レート130円に対して大幅な円安は大きなプラス効果。果たして、業績はいかなるものになっているのか。どこより詳しく解説します。
カッパッパ 2022.11.04
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ご安全に!

秋はやっぱり食欲の秋、体重は右肩上がり、カッパッパです。

昨年は世界TOPの販売台数、営業利益率も他社と比べ高く、日本メーカーの中では独り勝ち、世界に誇る自動車メーカー、トヨタ。総理が個別に会談を設けるなど、トヨタの動向は自動車業界のみならず、日本経済全体にも影響し、今後を占う重要な指標に。今年に入っては「意思のある踊り場」として減産、原材料高騰もあり、不安要素はてんこ盛り。ただ一方でかつてない想定以上円安という追い風も。はてさて決算の中身やいかに…

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続きは、3483文字あります。
  • 1.増収、売上過去最高更新ながらも原材料高すぎぃ
  • 2.リーマンショックよりも大きい急激な環境変化
  • 3.ようやく下げるよ、通期見通し(ただし利益は据え置き)

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