5分でわかるクルマニュースまとめ 11/29~12/3_モビイマVol.44

自動車業界の最新ニュース解説を発信するニュースレター、モビイマ!第44号。先週のニュースをダイジェストで紹介。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。
カッパッパ 2021.12.06
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ご安全に!

今回は新しい試みとして、「5分でわかるクルマニュースまとめ」を発信します。

先週のクルマニュース/トピックスをカッパッパが厳選。コメント付きで解説。この記事だけ読めば、最新の自動車ニュースを抑えられる。1週間の始まりにぜひ一読を。

トヨタ自動車は欧州で販売する自動車をゼロエミッション車に限定する準備を2035年までに整える方針を示した。欧州連合(EU)が掲げる温暖化ガスの大幅削減計画に合致する。トヨタはまた、2030年末までに西欧で販売する自動車の半数以上をゼロエミッション車とする新たな中期目標も設定した。

 遅い遅いと言われ続けてきたトヨタのEVシフト。一番鮮明な欧州では、現在の規制見込みに合わせた販売目標に。欧州の強かさ(表面上はEV推進だが、水面下ではICEも継続)の中で、実際のところ規制、ちゃぶ台返しの可能性もあると思っていたのですが、トヨタの戦略を見ると後戻りはなさそうです。ただ、直近は電力、再エネが上手く機能せず、値段が高騰しているのですが、果たして問題なく移行できるのか。

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米アップルの自動運転車プロジェクトに取り組む幹部1人が空飛ぶタクシーの開発を手掛けるスタートアップに参画するため退社した。今年に入り同部門から幹部流出が相次いでいる。

話が出てはすぐに消えるアップルカー。果たして本当に出るのかどうなのか。噂だと2025年ごろに発売される予定らしいのですが、今から生産準備しないと間に合わない。よっぽど裏で進んでいないと難しい。

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